桐の花が咲きました
今年も桐の花が咲きました。雪国では、長い冬が終わると、いっせいに春が訪れます。梅や桜や桃が次々と咲いては散りゆき、田植えもすっかり終わって昼の時間が長くなったなあと感じるころ、紫色の美しい桐の花が咲きます。桐箪笥や桐下駄の材料になる桐の木に花なんか咲くのとおっしゃる若い方も最近増えていますが、桐の花は日本国政府の紋章としても使われていますし、なにより500円硬貨に刻まれているあの花が桐の花ですね。
桐の木は樹高が高いこともあって、かなり高い位置に花をつけますから、頭のずっと上で咲いていても気づかないこともあります。手を伸ばせる位置で桐の花を見つけることができたあなたはラッキーです。ぜひ、その花の香りをかいでみてください。さわやかなとてもいい匂いがしますよ。
あなたの町の桐の木をぜひさがしてみてください。