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桐製品企画開発製造

桐材を生かす製品企画と開発

私たちワンアジアは、桐材の優れた特長を現代に生かし、「穏やかでやさしい暮らし」のための桐製品や多彩なニーズに対応できる桐製品の企画開発を行っています。

桐製収納付ベッド

高齢化が進む日本の住環境に桐材の軽さが生活を快適にする!

桐材の最も大きな特長は軽さにあります。その気乾密度は0.30g/cm3。軽いということは内部に多くの空気を含んでいるということ。そのため熱の伝わり方が極めて遅く、人間が触れたときにその体温を奪うことなく、暖かい触感を返します。

桐材のもつ材料としての軽さと触感の暖かさを利用して、小学生用の学校椅子を試験的に製作してみましたが、その重量は1500gに抑えることができました。指1本で持ち上げることができる重さです。

この「軽さと触感の暖かさ」は高齢化が進む日本の住環境でも特に魅力的で注目すべき材質です。私たちは、このような桐材の性質を活かして、ベッドをはじめとした家具や日用雑貨等、さまざまな製品を開発製造しています。

開発担当よりメッセージ

開発担当製品開発担当の吉田です。

桐タンス職人の家に生まれ、木工業界で20年ちかく椅子・テーブルの設計やNC(数値制御)工作機のプログラミングなどに携わってきました。

これまでブナやカバ、ナラ、ニレ、タモなどいろんな樹種の材料とつきあってきました。それぞれの木には、それぞれ固有の木肌や味わい、そして存在感があります。そんな中でも桐という材料は、驚くほどの軽さや、成長スピードの速さなどから、さまざまなチカラややさしさを発揮して私たちの生活を助けてくれます。

そんな桐の魅力に今更ながら気づき、驚かされている毎日です。

日本人は、古来より桐を材料としてさまざまなものを作り出してきました。琵琶や琴などの楽器、下駄や魚釣りの浮き、桐箱や桐のタンス。ワンアジアの本店のある加茂市は、そんな桐タンスの生産が盛んな地域でした。最近は様々な製品への桐材の利用が始まっており、当社も桐材の製品の企画や開発を行っております。

軽くて美しく、しかも寸法変化の少ない桐材をどう生かすか、いつも開発や企画段階で考えるテーマです。

また、桐はもともと中国原産の植物といわれており、日本と中国を結ぶ植物でもあります。その可能性をもっと引き出し、桐の魅力を伝えて行きたいと考え、入社以来10年以上桐関連の業務に携わっています。

製造担当よりメッセージ

製造担当製造担当の真保です。

長年加茂総桐箪笥の製作に携わってきました。私たちワンアジアは自社生産工場を持ち、桐の性質を知り尽くした職人の力で、高品質な桐製品を受注生産しております。

また日本一の桐箪笥産地の力を借りることで、様々な桐製品を作りだせるネットワークをもっています。

二百年以上の歴史を生き抜いてきた伝統工芸の技法を生かし、お客様のニーズに応えられるのはわが社の強みです。

桐材・桐製品・桐製品開発ならワンアジアにお任せください。